平成28年熊本地震。
平成28年4月14日に発生した熊本県熊本地方を震源とする最大震度7の地震により、熊本県益城町を中心に大きな被害がでました。
亡くなられた方々にお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
これ以上被害が広がらないことを、そして、一刻も早い復興を心より深く祈るばかりです。
テレビの画面に流れ続ける、故郷・熊本の変わり果てた景色。
多くの友人、知人、そして家族が被災しています。
SNSの発達のおかげで、リアルタイムに生命の無事を確認する事が出来、本当に安心しました。
「大丈夫だよ」
「家は大変なことになってるけど、なんとか前を向いていきます」
命が無事であることが確認出来るまで、こんなにも不安なのかと
改めて、大切な人たちの存在の大きさを痛感しました。
地震発生から24時間。
余震が140回以上続く現地では、今でも数多くの方々が眠れぬ夜を過ごされています。
心情を察すると、本当に胸が痛く締め付けられます。
「被災地」
4年前まで過ごした故郷が、そう呼ばれる日がくるなんて。
ショックがあまりにも大きく、まだ現実を受け入れることが出来ませんが。
熊本の為に。
今すぐにでも家族のもとに行きたい気持ちを抑えて。
今の自分が出来ることを、決して焦ることなく、客観的に必要な援助を見極めていきたいと思います。
短期間に必要な支援。
長期間に復興を後押しする支援。
情報が錯綜する時だからこそ。
被災された方々を第一に考え、現地の被災状況、日々変わるニーズ、局面を見極める冷静さが必要なのだと思います。
日々、何気なく過ごしている毎日が奇跡なのだと肝に命じながら
一日、一日を大切に。
生かされている事に感謝しながら、今の自分に出来ることを全力で取り組んでいきたいと思います。
もうすぐ初夏。
熊本の初夏は、萌えるようなクスノキの若葉で生命力にあふれています。
溢れる生命力を表す県木「クスノキ」の様に。
そして、
小さいながらも、凛と力強く生きる県花「リンドウ」のように。
清らかな水が流れ、緑溢れる美しい熊本の地が、一日でも早く復興しますように。
心からの祈りを込めて…
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